製品の材質によって、対応できる方法が異なります。
薬瓶、有帽瓶、ダッペングラス、通常シャーレなどの通常ガラス製品は、ソーダガラス製です。オートクレーブには対応しておりません。
通常ガラス製品の消毒には、煮沸消毒または薬液消毒をご検討ください。
煮沸消毒を行う場合
常温の水に製品を入れてから徐々に温度を上げ、終了後も急に冷やさず、徐々に温度を下げてください。熱湯への投入、冷水による急冷などの急激な温度変化は、ひびや破損の原因となります。
薬液消毒を行う場合
あらかじめ汚れや付着物を洗浄してから、薬液メーカーがガラス器具への使用を認めている器具用消毒薬を使用してください。
ガラス部分については、消毒用エタノールなどのアルコール系が、材質への影響という点では比較的選びやすい薬液です。ただし、アルコール系の薬液ですべての微生物に対応できるわけではありません。
製品の使用目的に応じて、院内の感染対策基準および薬液メーカーの説明に従い、薬液の種類、濃度、使用時間を選定してください。
次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする薬液、水酸化ナトリウム・水酸化カリウムなどを主成分とする強アルカリ性の薬液、フッ化水素酸を含む薬液は、通常ガラス製品に使用しないでください。
これらの薬液は、ガラス表面の白濁、ざらつき、侵食、変質、破損につながるおそれがあります。
薬液を容器内に入れて使用・保管する場合だけでなく、洗浄や消毒を目的として製品全体を薬液に浸漬する場合も同様です。
薬液を使用した後は、薬液メーカーの説明に従って十分にすすぎ、容器内や製品表面に薬液を残さないでください。また、強アルカリ性以外の薬液についても、必要以上に長時間の浸漬は避けてください。
次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水は異なる液体です。詳しくは下記Q3および製品の取扱いについてをご確認ください。
オートクレーブ対応と表示している耐熱ガラス製品およびシリコン製品は、オートクレーブ滅菌が可能です。
温度、時間、乾燥工程などは、使用する滅菌器および各製品の案内に従ってください。
繰り返しの滅菌により、シリコン製品の変色、変形、劣化などが生じる場合があります。ひび、欠け、変形などが見られた製品は使用を中止してください。
以下の製品は、オートクレーブ滅菌に対応しています。
通常ガラス製の瓶やオーバーキャップなど、オートクレーブに対応していない部品が組み合わされている製品があります。滅菌前に、対象となる部品を必ずご確認ください。
温度、時間、乾燥工程などは、使用する滅菌器および各製品の案内に従ってください。連続して滅菌を行うと、変形や劣化のおそれがあります。
次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする薬液は、弊社のソーダガラス製品に使用しないでください。
次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする薬液はアルカリ性のため、ガラス表面の白濁、ざらつき、侵食、変質、破損につながるおそれがあります。
薬液を容器内に入れて使用・保管する場合だけでなく、洗浄や消毒を目的として製品全体を薬液に浸漬する場合も使用しないでください。
次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水は異なる液体です。名称が似ているため、使用前に製品ラベルやメーカーの説明書で主成分をご確認ください。
次亜塩素酸水は、次亜塩素酸ナトリウムとは性質の異なる液体です。ただし、「次亜塩素酸水」と表示されている製品でも、製法、成分、pH、有効塩素濃度などが異なる場合があります。そのため、弊社製品への使用可否を一律に保証するものではありません。
次亜塩素酸水を使用する場合は、使用する製品の成分および薬液メーカーが示す使用条件をご確認のうえ、必要以上に長時間の浸漬は避けてください。
また、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどを主成分とする強アルカリ性の液体や、フッ化水素酸を含む液体についても、使用・保管および浸漬を行わないでください。
薬液によるガラスへの影響は、成分だけでなく、濃度、温度、接触時間などによっても異なります。成分や使用条件が不明な薬液については、弊社製品への使用や浸漬を避けてください。
詳しくは製品の取扱いについてをご確認ください。
弊社までお問い合わせください。
一部の商品を除き、栓・フタ・キャップのみの販売は行っておりません。
薬瓶の栓や有帽瓶のフタなどは、加工時に本体と組み合わせてすり合わせを行っています。別の本体と組み合わせた場合、がたつきや密閉性の低下が生じるおそれがあるためです。
部品単位で販売している商品については、製品の取扱いについてをご確認ください。
当社取扱製品における遮光性の目安は、次の順です。
茶 > グリーン > ブルー > 乳白 > 透明(遮光性無し)
なお、この順序は内容物の保管可否や安定性を保証するものではありません。保管する薬液や内容物の性質に応じて、容器の選定をご検討ください。
白い部分は、弊社で加工を行う際に生じる跡です。薬品によってガラスが削れたり、剥がれたりした跡ではありません。
ただし、使用中に新たな白濁、ざらつき、表面の変化、ひび、欠けなどが見られた場合は、使用を中止してください。薬液の影響が考えられる場合は、使用した液体の製品名、主成分、濃度、使用時間、使用方法を添えてお問い合わせください。
更新:2026年9月